4月-それは禁煙の覚悟をするときJTに最近、放射能セシウムタバコが、いつから市場に出てくるのか確認した方がいます。それによると、
はっきりしていることは、2011年度中は、放射能セシウム葉タバコを使用していない、ということです。今年2012年3月末までに工場から出荷されたタバコには、去年の原発事故で汚染された葉タバコは、一切入っていない、という回答です。
少なくとも、今まで、ビクビクしながら吸っていた人にとっては、ひと安心です。今まで吸っていたタバコは、2010年に収穫した葉タバコを使用していたということになりますから、放射性物質は入っていなかったことになります。
最新のJTからの回答では、今年4月から2011年に収穫された放射能葉タバコが使われているタバコが売られるようになるのですから、この際、きっぱり止めるべきです。
ただ、同じようにJTにメールで問い合わ せた別な方の話によると、2012年2月頃から、少しずつ放射能セシウムタバコが市場に出回る、という話でしたから、念のために、来月から禁煙を始めたほうがいいかもしれません。
放射能セシウムタバコについて警告しているサイトは多くありますが、以下のブログには、ほとんど必要な情報がコンパクトにまとめられているので一読を。
『拡散希望』この4月からセシウムタバコによる放射能再拡散で、吸わない人も吸入被曝する
放射能セシウムタバコの喫煙者は、言ってみれば、放射能瓦礫を焼却するゴミ処理場(失礼)のようなものです。
ヘビースモーカーのいる家では、今までどおりタバコを吸わせていたら、室内がマイクロ・ホットスポットになってしまうかもしれません。
ただでさえ、放射性物質が含まれている食品や水を、どのようにして避けたらいいか、日々頭を悩ましているのに、さらにご主人が、4月から放射能瓦礫焼却場になってしまうのですから、家庭が殺伐としてきて、離婚の原因にならないとも限りません。
特に喫煙OKの飲食店では、本人がタバコを吸わなくても、客の副流煙で健康を害してしまいます。
それも、今までにないほど猛毒の煙なのです。
副流煙は、喫煙者の吸う本流煙の5倍も危険だといわれています。
喫煙者の吐き出す煙は、タバコのフィルターを通って、さらに喫煙者の肺に吸着・吸収された残りカスの煙なので、多少はマシですが、副流煙は、タバコのフィルターさえ通っていない、そのままの煙ですから、喫煙者が吸っても危険性は高いのです。
さて、4月からの放射能セシウムタバコの登場で、どのように生活が変わっていくか、そして喫煙者に、どのように協力してもらったらいいか、そんな視点で書いて見ます。
まず、今出回っているタバコとは、どういうものか、以下に簡単にポイントをまとめてみました。
①タバコには、最初からポロニウム-210というアルファ線核種が含まれている
タバコには、ポロニウム(polonium)-210というアルファ線を出す放射性核種が始めから入っています。ウランなどの比ではない、とても危険な核種です。
今まで、世界のタバコ会社が必死に隠してきたことです。JTでさえも。
ポロニウム-210が肺に吸い込まれると、ニコチン、タールなどの発ガン性物質と相乗してガンを誘発することが分かっています。
ポロニウム-210を人工的に作るには、原子力施設など大がかりな設備が必要となります。
そんなものが、なぜ誰でも簡単に手に入れることのできるタバコに含まれているのか?
なんでも「葉タバコを栽培するときに使う肥料に含まれているから」ということになっていますが、そんなバカなことがあるわけがありません。
ポロニウム-210がタバコに最初から含まれていることを発見したのは、UCLAの研究員たちで、タバコ各社がタバコの中に放射性物質があることを1959年の段階で既に知っていたという事実が明らかにされたのです。
にもかかわらず、タバコ各社は放射性物質が詰まってると知りながら40年間もその証拠を隠蔽していたのです。
そのうちポロニウム-210をタバコから99%除去できる「酸洗浄(acid washing)」のような製法が開発されたものの、これらのタバコ会社は無視を決め込んでいるのです。
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